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Newsニュース

100%リサイクル材を使用した
アルミボトルとキャップの供給開始
アルミ缶の水平リサイクル「CAN to CAN」で
CO2排出量37%削減

お知らせ

アルテミラグループのアルテミラ株式会社(本社:東京都文京区 以下アルテミラ)とMAアルミニウム株式会社(本社:静岡県裾野市 以下MAアルミ)は、循環型社会の実現に向けて、100%リサイクル材を使用したアルミボトルとキャップの継続的な供給を開始いたしました。

アルテミラとMAアルミは、2022年12月より100%リサイクル材(※1)を用いた410mlアルミボトルの製造を開始し、従来のアルミボトルに比べ、CO2排出量を約25%削減した製品への切り替えを進めてまいりました。このたび、アルミボトルだけでなくキャップにも100%リサイクル材を使用したことで1缶当たりのCO2排出量を約37%削減し、より環境負荷が少ない容器を提供できることとなりました。

キャップには密封性などの性能が求められるため、新地金の使用量が多い高強度材料が使われてきました。リサイクル材でキャップを製造する場合は従来と同様の材料ではなく、リサイクル材特有の性質を持つ材料を扱う必要があります。従来と同様の要求性能を満たすために材料開発とキャップ製造の両面からアプローチし、使用済み飲料用アルミボトル・アルミ缶(Used Beverage Can、以下UBC)から再びアルミボトルとキャップを継続的に供給できる体制を確立いたしました。

アルテミラグループは、UBCの回収から鋳造、圧延、製缶、キャップ製造に至るまで一貫してグループ内で実行できる強みを生かし、循環型社会をリードしてまいります。

※1 UBC、コイルおよびアルミ缶製造時に発生するスクラップで構成される材料(成分調整を除く)